【WCS Preview】シーズン最終試合で組み合わせ決定!

日本時間10月2日、シーズン最終戦でワイルドカード6チームのシード順が決定した。前田健太の所属するツインズは、菊池雄星を擁するブルージェイズと3戦2勝制のワイルドカード・シリーズ(WCS)で激突する。

日本時間10月2日、レギュラーシーズン最終戦が行われ、ワイルドカード・シリーズ(WCS)の組み合わせが決定した。最後まで首位が決まらなかったア・リーグ西地区は、ダイヤモンドバックスを下したアストロズが3年連続となる地区優勝を決めた。その結果、レンジャーズがワイルドカードに入り、ダイヤモンドバックスはナ・リーグ第6シードとなった。

ワイルドカード(WC)は1995年から導入され、各地区の優勝チームと各地区2位以下で最高勝率の1チームの計4チームがポストシーズン(PS)に出場できるようになった。2012年からはWCが2枠になり、1試合によるワイルドカード・ゲームの勝者が地区シリーズに進出することができた。そして、2022年から現行の3枠になっており、地区2位以下で勝率の高い3チームと、地区優勝チームのなかで最低勝率の1チームを合わせた4チームが3戦2勝制のWCSで激突する。

地区優勝の勝率順位でシード1~3、WCの勝率順位でシード4~6が決定し、WCSはシード順の高いチームの本拠地で最大3試合行われるため、前田健太が所属するツインズはシード3で菊池雄星のブルージェイズをホームで迎え撃ち、勝者がアストロズの待つ地区シリーズへ進む。藤浪晋太郎の所属するオリオールズはレイズとレンジャーズによるWCSの勝者と地区シリーズを争うこととなる。

WCSは4日から始まるため、激しい戦いで消耗した状態で、地区シリーズで待つシード1と2のチームと対戦することになる。しかしながら、激戦を勝ち抜いてきただけに勢いがあるとも見られ、昨年はフィリーズとパドレスがWCSから勝ち上がり、リーグ優勝決定シリーズに進出した。ワイルドカードからの世界一は、1997年のフロリダ(現マイアミ)・マーリンズ、2002年のアナハイム(現ロサンゼルス)・エンゼルスなどが達成している。

今年はどのようなPSとなるのか。奇跡は起こるのか、名シーンが生まれるのか。ここから約1ヶ月、目の離せない熱いゲームが待っている。

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