和歌山ハーモニーズが優勝 女子学童野球の近畿大会

近畿大会で優勝した和歌山ハーモニーズのメンバー

 「ほっかほっか亭カップ第47回近畿少年軟式野球大会」がこのほど、堺市のみなと堺グリーンひろばであり、女子学童の部で和歌山県代表の和歌山ハーモニーズが10年ぶり2回目の優勝を果たした。

 女子学童の部には6チームが出場した。和歌山ハーモニーズは初戦の2回戦(準決勝)でオール奈良に7―1、決勝で京都ガールズに7―0(5回コールド)で快勝した。

 和歌山ハーモニーズの選手は、県内の小学5、6年生20人で構成する。田辺・西牟婁からは、松本凛さん(市ノ瀬小6年)、山畑栞さん(上芳養小6年)、三宅凪砂さん(白浜第二小6年)、門前綾奈さん(周参見小6年)、門前奈織さん(同小5年)がメンバーに入った。

 大会では、初戦で松本さんが1回に2点三塁打を放って試合の主導権を握った。決勝でも、松本さんが1回に中前へ2点適時打を放ち、4回には山畑さんが適時打を放った。

 2試合とも4番打者を務めた松本さんは「優勝できてうれしい。みんなが一つになって戦えたのがよかった」と喜んだ。

 出羽研吉コーチ(田辺西牟婁学童野球協議会事務局長)は「レベルの高い近畿大会で自分たちの力を発揮できたことは今後の成長につながる」と話した。

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