光と音で夜の白良浜彩る 28日から来年2月末まで「ライトパレード」、和歌山

シララハマライトパレードのイメージ画像=白良浜ライトパレード実行委員会提供

 和歌山県白浜町の白良浜の夜を、光と音で彩るイベント「シララハマライトパレード」(実行委員会主催)が28日から来年2月29日までの125日間、開催される。初めてのイベントで、全長620メートルの白い砂浜をキャンパスに見立て、音楽と動きのあるカラフルな光で演出する。時間は午後5時~10時。雨天決行。

 和歌山マリーナシティ(和歌山市)で光のイベント「フェスタルーチェ」を展開しているタカショーデジテック(海南市)、アドベンチャーワールド(白浜町)を運営するアワーズ(大阪府松原市)、南紀白浜観光協会(白浜町)の3社が秋冬の観光を充実することを目的に企画。町と町内の経済団体、町商工会青年部が実行委員会を立ち上げ、実施することになった。

 イベントでは31基のライトを使用。光と音で通常はゆったりと、15分ごとに約3分間、ダイナミックで躍動感のある演出をする。

 初日にはオープニングセレモニーと、町商工会青年部主催の「ハロウィンナイト」を開催する。仮装コンテストやダンスイベント、スタンプラリーなどがある。

 ライトアップ期間中にはそのほか、白ひらTシャツアート展(11月3~6日)、アカペラライブコンサート(11月11日)、南紀白浜カウントダウン花火(12月31日)などのイベントを予定している。

 また、町商工会では、各イベントに参加した人たちを商店街などに呼び込むことを目的に、スマートフォンで簡単に町内の飲食店などが検索できる「南紀白浜飲食店デジタルマップ」の制作を進めている。

 実行委員長を務める観光協会の藤田正夫会長は「夜の白浜を変えてみたいと思った。このイベントを成功させたい」と話した。

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