9月30日から10月2日にかけて、プレミアリーグ第7節の10試合が行われた。
首位マンチェスター・シティはアウェーでウルブスと対戦。ジョゼップ・グアルディオラ監督が累積警告でベンチ入り停止となったこの試合は13分、ペドロ・ネトのドリブル突破からのクロスがOGを誘ってウルブスが先制。マンチェスター・シティも58分にフリアン・アルバレスが直接FKを沈めて同点としたが、66分にウルブスが素早い攻撃からファン・ヒチャンが勝ち越しゴールを奪い、これが決勝点に。マンチェスター・シティは今シーズンのリーグ戦初黒星を喫した。
無敗同士のトッテナム vs リヴァプールは波乱の展開となった。24分にカーティス・ジョーンズが一発退場となり、34分にモハメド・サラーのスルーパスからルイス・ディアスがゴールを決めたシーンではオフサイドでノーゴールの判定となり、これが試合後に誤審だったことが判明する。その後、前半のうちに両チームが1点ずつを奪い合い、後半にはディオゴ・ジョタが2枚目のイエローカードで退場になるなどリヴァプールにさらなる試練が訪れる中、試合終了間際にトッテナムがOGで勝ち越しゴールを奪い、勝利を収めた。リヴァプールの遠藤航は73分から投入されて守備面で奮闘した。
アウェーでボーンマスと対戦したアーセナルは17分、ブカヨ・サカがこぼれ球を押し込んで先制すると、44分にはマルティン・ウーデゴール、53分にはカイ・ハヴァーツが、いずれもPKで追加点を奪取。ハヴァーツにとってはこれが移籍後初ゴールとなった。後半アディショナルタイムにはセットプレーからベン・ホワイトにもゴールが生まれ、完勝で無敗をキープした。冨安健洋は69分から出場した。
三笘薫が先発出場したブライトンはアウェーでアストンヴィラと対戦。14分にオリー・ワトキンズに先制点を許すと、その後ワトキンズにハットトリックを達成されるなどゴールラッシュを許してしまう。50分にアンス・ファティが移籍後初ゴールを決めたものの流れを変えることはできず、アストンヴィラが6－1の大勝を収めた。
マンチェスター・ユナイテッドはカラバオカップ3回戦からの連戦となるクリスタルパレスとのホームゲーム。25分にFKからヨアキム・アンデルソンにボレーシュートを決められ先制を許すと、その後は攻め続けながらもゴールが遠く、完封負けを喫した。フラム vs チェルシーの「ウェストロンドン・ダービー」は18分にミハイロ・ムドリクが移籍後初ゴール、18分にアルマンド・ブロヤが追加点を奪い、チェルシーがリーグ戦4試合ぶりの勝利を挙げた。
ルートン・タウンはエヴァートンに2－1で勝利し、今シーズン初勝利。ニューカッスルはバーンリーに、ウェストハムはシェフィールド・ユナイテッドにそれぞれ2－0で勝利し、バーンリーとシェフィールドはボーンマスとともに未勝利が続いている。ノッティンガム・フォレストは、退場者を出しながらもブレントフォードに1－1で引き分けている。
◉プレミアリーグ 第7節 結果
アストンヴィラ 6－1 ブライトン（ハイライト動画）
ボーンマス 0－4 アーセナル（ハイライト動画）
エヴァートン 1－2 ルートン・タウン（ハイライト動画）
マンチェスター・ユナイテッド 0－1 クリスタルパレス（ハイライト動画）
ニューカッスル 2－0 バーンリー（ハイライト動画）
ウェストハム 2－0 シェフィールド・ユナイテッド（ハイライト動画）
ウルブス 2－1 マンチェスター・シティ（ハイライト動画）
トッテナム 2－1 リヴァプール（ハイライト動画）
ノッティンガム・フォレスト 1－1 ブレントフォード（ハイライト動画）
フラム 0－2 チェルシー（ハイライト動画）
