京都の食や工芸品 900種大集合 4日から岡山高島屋で物産展

大京都展をPRする津田会長

 岡山高島屋(岡山市北区本町)で4日から始まる物産展「第10回大京都展」(10日まで)を前に、主催に名を連ねる京都物産出品協会の津田佐兵衛会長が3日、岡山経済金融記者クラブ(同厚生町)を訪れ、京都の食や工芸品の魅力をPRした。

 初参加の14社を含む60社が出店。京料理の老舗・たん熊北店の「秋の京味弁当」(2800円)や江戸時代創業の名店・いづうの「鯖姿寿司」(2970円から)のほか、人気店の特製ラーメン(1375円)、桜とヨモギのシロップを使い濃厚な栗クリームを載せたかき氷(1870円)、銀細工のペンダント(1万6500円)といった約900種類が並ぶ。

 岡山高島屋の開店50周年記念として、初出店を例年の2倍程度に増やした。津田会長は「京都に点在する魅力ある店が集う。老舗が磨いてきた技や新鋭の新たな挑戦に触れながら、買い物を楽しんでほしい」と呼びかけた。

 8階催会場と屋上で、午前10時~午後7時(最終日は同4時まで)。

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