国民民主党・玉木代表、略称変更を表明 次期衆院選にらみ「少なくとも間に合わせないと」

国民民主党の玉木雄一郎代表(54)が3日、国会内での定例会見で「略称問題は少なくとも間に合わせないといけない」と話し、現在立憲民主党と同じ「民主党」になっている党の略称について、次期衆院選までに変更する考えを明らかにした。

比例選では「民主党」とだけ書かれた票に対して、得票に応じた案分票が発生する。玉木氏はかねてから党名変更の可能性にも触れ、略称問題の解決を図る考えを示していた。年内解散の見通しもある中、玉木氏は「急いでやらなければいけないのは略称問題。引き続き水面下で、立憲民主党さんも同時に変えるということが必要ですので、幹事長を中心に立憲とは協議を内々行っております」と説明した。

玉木氏は、党名変更の可能性について「党名についてはどこかの段階で、所属議員や地方議員、党員、サポーターに意見を聞く場を設けたい」と話した。6日に経済対策について、地方から意見収集の場があるといい「早ければそういった場を通じながら地方の声を聞きつつ、略称・党名をどうしていくのか、早急に方針を出していきたい」とした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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