原発周辺の海水、検出下限値未満 東電、処理水トリチウム分析

東京電力福島第1原発

 東京電力は3日、福島第1原発周辺で2日に採取した海水に含まれる放射性物質トリチウムの濃度を分析した結果、検出できる下限値未満だったと発表した。原発から半径3キロ以内の10カ所で採取した海水を分析した。

 第1原発では8月24日に処理水の海洋放出を始め、初回分が9月11日に完了した。2回目は10月5日に開始予定。

© 一般社団法人共同通信社