子育て女性が手掛けるマルシェ 雑貨や飲食など40以上のブース【長野・中野市】

子育てをする女性たちが雑貨や飲食など40以上のブースを集めた「マルシェ」を開催しました。
子どもやママが輝ける場所を…。そんな思いが随所に詰まったイベントです。

ここは、アクセサリーやおもちゃを販売するお店。

「オーナーですか?」
「オーナーはこちらかしら」
「店長さん~!」

小学生が自分で作ったものを販売します。

Q「おいくら?」
「100円、10円、600万円!」
「売る気全くなさそうです」

ヘラクレスオオカブトのおもちゃは店員さんの宝物、なんだそうです。こちらは店長手作りのピカピカの靴。
よく見ると…、値札が片方ずつに付いている何とも子どもらしい売り方です。

■出店したママ
「お金の計算もできるようになる、大事さも分かる。そういうのを勉強してもらうのもいい」

中野市の公園で開催された、「なかのフェスタ」。企画したのは、市内に住む子育てママたちの団体です。

■信州なかのママ・小林由惟副代表
「(結婚して)移住してきて子どもが出来る前の1~2年は引きこもっていた。全世代が主体となって参加できるイベントを開催したいなと思って」

ステージでは、子どものダンス披露や競技人口が伸びてきているデジタルチャンバラ「SASSEN(サッセン)」の体験など幅広い世代が楽しめる催しも。
■中野市から
「うれしいです。中野にこんなに人が集まるなんて素敵」
(ママさんが主催ですが?)
「いいな、憧れます。娘も小学生なので、自分で作って出店とかできたら素敵」

■来場者
「子どもたちも喜んでいますし、楽しい。ごはんもいっぱいあり子どもが楽しめる所が多い印象」

イベントには雑貨や飲食など、40を超えるブースが集まりました。市内で美容室を営むこちらの女性は、イベント初出店。子ども向けのヘアアレンジをします。

■初出店した美容師
「なかなかお店もあって(出店できなかった)キッズのアレンジをしたいと思っていた。主催者も皆さん子どもがいるので一緒に連れてきて(会場の)中で一緒にみんなで見ている感じもすごくいいなと思う」

■信州なかのママ・小林由惟副代表
「今回初出店のママのための応援ブース。いつもは出店にハードルが高いテントと机と椅子をお貸しして出店料もとても安い中で出店していただくブース。1日いるのは子育て中で難しいママでも、時間を限って、好きな時間に出店していい」

SNSなどを通して出店や集客を呼び掛けたそうです。1日でおよそ3000人が訪れ、大盛況のイベントとなりました。

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