CLランス戦に挑むアーセナル、暴風雨の影響で渡航が5時間遅れる

写真:現地到着の遅れはアーセナルにどんな影響をもたらすか

アーセナルは現地時間10月3日にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節ランス戦に挑むが、試合前にハプニングに見舞われた。イギリス『ザ・ガーディアン』紙の電子版が伝えている。

アーセナルは10月2日16時15分発の飛行機でロンドン・ルートン空港からフランスに向かう予定だったが、イングランド南部で暴風雨が発生した影響により、搭乗機が欠航に。空港内の専用ターミナルでの待機を余儀なくされ、最終的には21時過ぎに出発することとなった。

UEFAは「試合前日の現地時間20時までにプレスカンファレンスを行わなければならない」という規定を設けているが、フライトの遅延によってこの任務の遂行が不可能に。ただしアーセナルに罰金などのペナルティが課されることはなく、UEFA側も悪天候によるフライトの遅延は不可抗力であるとみなしているようだ。

今大会では9月にもニューカッスルが悪天候によりフライトが遅延し、規定時間内にプレスカンファレンスができないという事態に見舞われている。

アーセナルのプレスカンファレンスはミケル・アルテタ監督とDFウィリアン・サリバが登壇する予定だったが、この予定はキャンセルされ、両者はルートン空港から電話で記者会見を行った。アルテタ監督は「明日は重要な試合になる。我々はそのことを承知しているし、選手たちにはすべての情報を提示した」と相手を警戒。

また、サリバは次のように語り、フライト遅延の影響がないことを強調した。

「もちろん自信はある。早めに到着しておくに越したことはないが、明日は別の日だし、ランス戦では最善を尽くすつもりだ」

また、プレミアリーグ第7節ボーンマス戦で足を強打し、ケガの状態が懸念されていたブカヨ・サカは診断の結果、軽度の打撲だったようで、今回の遠征メンバーに名を連ねている。鼠径部の負傷で離脱していたトーマス・パーティもメンバーに選出されており、この試合での途中出場が予想されている。

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