連休中のホテル宿泊料は倍以上

中秋節と国慶節の連休が始まり、中国本土も9月29日から8日間の「ゴールデンウイーク」を迎えた。 同日付香港各紙によると、香港旅遊業議会は計100万人の本土観光客が香港を訪れると推定。多くのホテル業界関係者はゴールデンウイーク中の売上高を楽観しており、手頃な価格のホテルや星評価の高いホテルの多くは、すでに予約率が95%に達した。政府の多くのイベントが開始されたことにより旅行者が大幅に増加した。業界関係者によると、夏の観光シーズンの客室稼働率が60~70%だったのに対し、国慶節期間の客室稼働率は90%を超えた。 観光客の増加に伴い宿泊料も上昇。人気スポットの星付きホテルのベーシックルームは平日700~900ドルから1,600ドル以上に上昇、ネイザンロード沿いの高層ホテルの一般ダブルルームも1600ドル以上で、オフシーズンの200ドルから500ドルに値上げされた。 深センからの観光客の中にはホテル代が高いため日帰り旅行を選ぶ人もいる。観光客が集まる沙田でも、4つ星ホテルのキングサイズベッドルームの一泊の宿泊料が平日の847ドルから20日には1819ドルまで値上がりし、国慶節では2倍以上に上昇した。

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