早いものでことしもあと3か月。百貨店では来年のお正月に向けおせち料理の予約がスタートしています。今年の傾向を調べてきました。
朝晩はずいぶん秋めいてきましたが、季節を先どる商戦はすでに始まっています。早い人はすでに、来年のお正月のおせち料理を検討しています。広島市中区の福屋八丁堀本店では今月1日から2024年のおせち料理の予約を受け付けています。
■予約したお客
「遅く来ると“完売しました”が並んで自分の買いたいものがなくなるので早めに来ました」
こちらではおよそ170種類のおせち料理を取りそろえていて店頭には60種類ほどの見本が並びます。人気なのは和食に洋食や中華料理を組み合わせた「和洋」「和洋中」と呼ばれるタイプです。
■予約したお客
「若い子は“洋”があった方がいいみたい」
コロナ禍で旅行や外食を控えた反動でおせち料理を豪華にしたいと、進んでいた高級化は健在。今回、最も値段が高かったのは有名料亭が手がけたこちら。価格はなんと21万6千円です。
■食料品課 田代 健一さん
「特に高単価のおせち料理が昨年よりよい動きでスタートしました。年に一度のお買い物ですのでおいしさを優先してお求めいただいているという傾向だと思います」
予約は12月25日まで、オンラインストアなどでも受け付けています。
《2023年10月3日》