DeNA、最後の戦いへ 三浦監督、2位へ「心を一つに」

打撃練習で調整する横浜DeNAの牧=横浜

 横浜DeNAは3日、横浜スタジアムで全体練習を行った。今季最終戦となる巨人戦(東京ドーム)に備え、先発する東克樹投手(27)や最多安打のタイトルに挑む主砲の牧秀悟内野手(25)らが調整した。

 勝てばセ・リーグ2位が確定し、クライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催が決まる。三浦大輔監督(49)は「143試合目の試合で決まるというしびれる展開だけど、野球人として最後の最後まで戦えるのは幸せなこと。最高の準備をして戦う」と話した。

 右有鉤(ゆうこう)骨骨折と診断され、今季絶望の見込みとなった主将の佐野にも言及。指揮官は「佐野が一番悔しい思いをしている。思いをくんで、心を一つにして戦いたい」と力を込めた。

 脚の張りでベンチ外が続いていたクローザーの森原が出場選手登録を抹消された。指揮官は「無理をさせないために抹消して、CSに向けて準備をしてもらう」と説明した。

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