テュラム弾で押し切ったインテルがベンフィカにシャットアウト勝利【CL】

[写真:Getty Images]

インテルは3日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第2節でベンフィカをホームに迎え、1-0で勝利した。

初戦のレアル・ソシエダ戦を引き分けに持ち込んだインテルは、その後のセリエAで2勝1敗。サッスオーロ戦で開幕からの連勝が止まったものの、直近のサレルニターナ戦では4発快勝。その試合で途中出場ながら4ゴールを挙げたラウタロがテュラムと2トップを形成し、現状のベストメンバーで臨んだ。

10人となったことが響いてザルツブルクに敗れたベンフィカに対し、ボールを持たせる入りとしたインテルは11分、ダンフリースのヘディングシュートでゴールに迫るも13分にピンチ。

ロングスローでディフェンスライン裏を取られ、アウルスネスにボックス右から決定的なシュートを打たれたが、GKゾマーが好守で凌いだ。

24分にはカウンターに転じチャルハノールがミドルシュートでGKを強襲したインテルは、互角の攻防を繰り広げる中、41分に再びピンチ。

アウルスネスにボックス左深くまで侵入され、マイナスのパスをベルナトにシュートされたが、ここもGKゾマーが凌ぎ、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半はインテルが押し込む展開で立ち上がると、53分にバストーニの左クロスからダンフリースがヘディングシュート。決定的だったが、テュラムと被ってしまい、シュートを枠に飛ばせなかった。

その後も攻勢をかけると、55分にラウタロのシュートがバーに直撃。さらに61分にはテュラムのポストプレーからラウタロの放ったシュートがポストに直撃した。

それでも1分後に押し切る。右サイドを抜け出したダンフリースのマイナスクロスをテュラムが蹴り込んだ。

先制後の3分後にはリードを広げかけるも、ネットを揺らしたディマルコはオフサイドで加点ならず。

続く74分にはラウタロに立て続けに決定機が訪れるが、相手DFと相手GKの好守もあってゴールを割れない。終盤の87分にもラウタロにビッグチャンスが訪れるも、ムヒタリアンの右クロスに合わせたシュートはまたもGKトルビンの好守に阻まれてしまう。

それでも1-0でインテルが勝利。1勝1分けスタートとした。

© 株式会社シーソーゲーム