ロボッツ選手に人権啓発リーダー委嘱 茨城の活動協議会

県人権啓発リーダーを委嘱された茨城ロボッツの山口颯斗選手=アダストリアみとアリーナ

茨城県人権啓発活動ネットワーク協議会は3日、バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)に所属する茨城ロボッツの山口颯斗選手に県人権啓発リーダーを委嘱した。チームでは4年連続4人目で、啓発メッセージの発信などに協力する。

委嘱式が水戸市緑町のアダストリアみとアリーナで開かれ、県人権啓発キャラクター「ココロちゃん」から委嘱状を受け取った山口選手は「自覚を持ち、先頭に立って活動していく」と決意表明。金沢竜司県人権施策推進室長は「スポーツを通じ、人の心の結び付きがいかに大切か発信してほしい」と期待を寄せた。

チームは来年3月まで同協議会と人権啓発活動で連携。今月22日の試合では、来場者に啓発クリアファイルを配布予定。また、交流サイト(SNS)などで山口選手のメッセージ動画を発信する。

© 株式会社茨城新聞社