大谷、野球専門誌のMVP逃す 2年連続の2位、アクーニャ受賞

カブス戦の10回、二盗を決め史上初の「40本塁打、70盗塁」を達成し、ベースを掲げるブレーブスのアクーニャ=9月、アトランタ(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米大リーグで、専門誌ベースボール・ダイジェストが3日、今季の最優秀選手(MVP)を発表し、エンゼルスの大谷翔平は野手部門で2年連続の2位となり、2021年以来の受賞を逃した。専門誌ベースボール・アメリカのMVPに続いて二つ目の栄誉はならなかった。

 エンゼルスで監督を務めたマドン氏や記者ら23人の投票で決定。史上初めて「40本塁打、70盗塁」を達成し、ブレーブスの6年連続の地区優勝に貢献した外野手アクーニャが13人から1位票を集め、計57点だった。大谷は1位票が9、2位票が8などで48点。投手部門のMVPはコール(ヤンキース)が受賞し、大谷は4位だった。

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