【MLB】ツインズが19年ぶりのPS勝利 史上最長連敗を18で止める 若手ルイスが2ホーマー

写真:ポストシーズン初打席から2打席連続ホーマーのロイス・ルイス

10月3日(日本時間4日)に行われたブルージェイズ対ツインズのワイルドカードシリーズ第1戦は、ツインズが3-1で勝利し2004年から続くポストシーズンの連敗記録を18で止めた。

ブルージェイズ先発は右腕ケビン・ゴーズマン、ツインズ先発は今季から加入した右腕パブロ・ロペス。ゴーズマンは奪三振王、ロペスは3個差の2位という好投手の投げ合いになった。

試合は初回からスコアが動く。1回裏、一死一塁からロイス・ルイスが左翼席に2ランを叩き込みツインズが先制に成功。

さらに3回裏にも、先頭打者のルイスが右中間席に2打席連続となるソロでツインズはリードを3点に広げる。ポストシーズン最初の打席から2打席連続本塁打はゲーリー・ガイエティ、エバン・ロンゴリアに続くMLB史上3人目となった。

4回表、二死一、二塁のチャンスを作ったブルージェイズはケビン・キアマイアーが内野で大きくワンバウンドする当たり。これにチャージした三塁手ホルヘ・ポランコが捕球を試みるも逸らしてしまい、二塁ランナーは一気にホームを狙う。しかし遊撃手カルロス・コレアが好カバーでホームへ送球しアウトに。

6回表、ブルージェイズは再び二死一、二塁で打席にはキアマイアー。今度は三遊間を破るタイムリーヒットを放ち、ブルージェイズは2点差に詰め寄る。しかしここで登板したツインズの2番手ルーイ・バーランドに抑えられこの回1得点に終わる。

ここから継投リレーに入ったツインズはその後3人のリリーフ投手をつぎ込み、7、8、9回を1安打に抑え、2点差を守っての勝利。

この日2ホーマーのルイスは2017年ドラフトの全体1位指名選手。度重なる怪我に悩まされてきたが、2年目の今季はレギュラーシーズンでもグランドスラムを4本放つなど勝負強い打撃が魅力。今季ブルージェイズ戦では8打数7安打と得意にしていたが、この初めての大舞台でその勢いのまま活躍してみせた。

2004年以来19年ぶりのポストシーズン勝利を飾ったツインズは、あと1勝でディビジョンシリーズ進出が決まる。明日の先発はブルージェイズがホセ・ベリオス、ツインズがソニー・グレイ。再び好投手の投げ合いとなる。

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