「公平中正に職務遂行」と宣誓 岡山県警察学校 13人が入校

入校生を代表して宣誓する三宅巡査

 岡山県警察学校(岡山市北区玉柏)で4日、初任科第224期の入校式があり、13人(男性10人、女性3人)が警察官として新たな一歩を踏み出した。

 県警幹部や保護者ら約40人が見守る中、辞令を受けた入校生代表の三宅海航巡査(29)が「不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行に当たる」と宣誓した。河原雄介県警本部長は「警察官に求められる基礎的な知識の習得、心身の鍛錬に励んでほしい」と訓示した。

 入校生は18~29歳の元会社員や専門学校の卒業者ら。寮生活をしながら刑法・刑事訴訟法、逮捕術といった法律や実務を10カ月間かけて学ぶ。卒業後の来年7月に県内各署へ配属される予定。

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