陸上自衛隊・滝ヶ原駐屯地は警察に「近くの工場を爆破させる」と爆破予告をした20歳の自衛官を3日付で懲戒免職にしました。
懲戒免職となったのは陸上自衛隊・滝ヶ原駐屯地の陸士長（20）です。
滝ヶ原駐屯地などによりますとこの陸士長はことし3月から4月にかけ5日間無断欠勤しました。さらに7月には駐屯地の柵を乗り越え所在不明となっていましたが、埼玉県警のメールフォームに「近くの工場を3日以内に爆破させる」などと送り警察の業務を妨害した疑いで逮捕されその後、不起訴処分となりました。
「お金が無く犯罪を起こせば容易に食事を得られると考えた」と話しているということです。
部隊訓練評価隊長の加々尾哲郎一等陸佐は「厳正かつきめ細やかな服務指導により再発防止に万全を期する所存です。」とコメントしています。
