市川ぼたん&新之助 きょうだいのみでイベント初出演 新之助は「甘みを感じて、後味が…」とプロ顔負けの食リポ披露

舞踊家の市川ぼたん、歌舞伎俳優の市川新之助が、日本茶の日である10月1日、飲料メーカー主催の日本茶のイベントに登場し、お茶いれ対決に挑戦した。

2人は、歌舞伎俳優・市川團十郎白猿の長女と長男であり、きょうだいのみでのイベント出演は今回が初。本イベントについて、2人は「日本茶についてたくさん知れたらと思います」と意気込んだ。

そして2人は、ティーテイスターの資格を持つお茶のプロと“お茶いれ対決”に挑戦。ぼたんは、急須でのお茶いれ経験について「ずいぶん前は夏休みの朝とかに(急須で)お茶をいれて飲んでいたんですけど、最近はペットボトルのお茶を飲むことが多いです」と明かした。

また、対決を前に意気込みを聞かれた新之助は「これって勝つの無理なんじゃないですか?プロの方と僕たちでは、(僕たちは)急須は全然経験ないのに、勝てるわけないじゃないですか(笑)」と不安を漏らし、会場の笑いを誘った。

お茶いれ対決に挑戦するぼたん、新之助

ティーテイスターは急須を使ったが、2人は粉のインスタント緑茶でお茶いれに挑戦。水に粉を入れてふたをし、バーテンダーのようにシェイクすると、あっという間に完成。新之助は「すごく簡単で、やってて楽しかった。(これなら)やってみようかな」とご満悦。

さっそく完成したお茶を飲むと、ぼたんは「おいしいです!」と目を丸くし、新之助は「甘みを感じて、(お茶の)後味が残る感覚がある」とさながら食リポのようなコメントに会場からは拍手が沸き起こった。

結果発表では、審査員が「それぞれ特徴があって甲乙つけがたい」と頭を悩ませると、新之助から「味でジャッジができないなら、お茶をいれる速さで決めたい」と提案があり、観客の判定の結果、見事2人が勝利。

お茶いれ対決を終えて、ぼたんは「粉のお茶のほうは速いので、家でもやりたいと思います」と笑顔で感想を語り、新之助は「味は正直、急須のほうがおいしかったと思うんですけど、朝とかは作るのが大変なので、使いやすいのは粉のほうだと思います」と冷静に分析してみせた。

© 株式会社 日テレ アックスオン