ファン・ハールが不振に喘ぐ古巣アヤックスのアドバイザーに 「力になりたい」

[写真:Getty Images]

元オランダ代表監督のルイス・ファン・ハール氏が古巣アヤックスに復帰した。

長い指導者キャリアを通じて、クラブレベルのみならず、母国オランダを3度も率いたファン・ハール氏。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)を区切りに指揮から離れる状況のなか、アヤックスが3日に監査役会のアドバイザーに就任する旨を発表した。

一時はアヤックス復帰の噂を健康上の問題から否定したファン・ハール氏だが、指揮官とは別の形で古巣に戻る運びとなり、「アヤックスの力になりたい」とコメントしている。

「今、生活の大半をポルトガルで過ごしているが、外部アドバイザーとしての役割とうまく両立できる。特にレオ・ファン・ヴァイクとミヒャエル・ファン・プラークが就任したのなら、私のフットボール知識を監査役会に役立てたい。スポーツ面でトップに戻るため術を見いだなさければならず、全員が貢献する必要がある」

今年8月の誕生日で72歳となったファン・ハール氏。これまでとはまた異なる形だが、今季のエールディビジでここまで15位に沈む名門の復活に尽力していくようだ。

© 株式会社シーソーゲーム