テイラー・スウィフト、自身が持つ米ビルボード・アーティスト・チャートNo.1最長記録を80週に更新

テイラー・スウィフトが、アルバムとシングル共に複数の作品が同時にチャートインしている後押しもあり、2023年10月7日付の米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”で、80週にわたり首位に立った初のアーティストとなった。

米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”では、テイラーの作品は現在10位を記録している最新作『ミッドナイツ』を含む9作がチャートインしている。ルミネートによると、『ミッドナイツ』は9月22日~28日の間に42,000アルバム換算ユニットを記録していて、その後に続く形で『ラヴァー』(38,000ユニット)が12位に入っている。

現在“Billboard 200”にチャートインしているテイラーの作品は以下の通り。

10位『ミッドナイツ』
12位『ラヴァー』
16位『フォークロア』
18位『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』
19位『1989』
20位『レピュテーション』
25位『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』
33位『エヴァーモア』
61位『フィアレス(テイラーズ・ヴァージョン)』

『ミッドナイツ』は2022年11月の初登場以降、現在に至るまで49週連続でトップ10内にチャートインし続けている。テイラーの過去作で通算のトップ10登場回数がそれを上回っているのは『1989』(60回)と『フィアレス』(58回)のみとなっている。

また、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”に目を向けると「Cruel Summer」(4位)、「Anti-Hero」(21位)、「Karma」(38位)の3曲がチャートインしている。

“Artist 100”のトップ5では、前週首位のオリヴィア・ロドリゴが2位を記録。新作EPが“Billboard 200”で8位に登場したザック・ブライアンが5位から3位に浮上し、モーガン・ウォレンは引き続き4位をキープしている。また、ニューアルバム『スカーレット』が“Billboard 200”で4位に初登場したドージャ・キャットが前週の10位から5位に浮上している。

米ビルボードの“Artist 100”は、音楽消費に関する主要な指標(アルバムや楽曲のセールス、ラジオ、ストリーミング、SNSにおけるファン交流)を組み合わせてアーティストの活動を測定し、米国内でのアーティスト人気を総合的に評価する週間ランキングだ。

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