ここは、ヒルトン東京 マーブルラウンジのスイーツビュッフェ。
スイーツ女子が大挙して押し寄せているのですが、誰も彼もがスイーツの撮影に大忙し。スイーツを取りに行かず、インスタ映えしそうなスイーツをスマホで撮っています。
なぜなら、「不思議の国のアリス」をテーマにしたスイーツビュッフェだから。
アリス、ハートの女王、ハートの王、トランプの兵隊、白ウサギ、帽子屋など、「不思議の国のアリス」に登場するキャラのイラストが勢ぞろい。
そのキャラをイメージした30種類ほどのスイーツや、絵本に登場するティーポットやカップなどの立体的な造形物が並んでいます。
アリスの世界に迷い込んだ2D体験を楽しめるスイーツビュッフェ
これまでヒルトン東京では、「不思議の国のアリス」のスイーツビュッフェを数回開いてきました。そして今回は、「絵本の世界に迷い込んだような2D体験」がテーマです。
版画家の西脇光重さんが描く、キャラ達や立体的なオブジェはすべてモノクロ。
片や、スイーツはどれもカラフル(一部モノクロもあり)。
モノクロの世界に色とりどりのスイーツがおかれているため、スイーツが二次元化され、浮かび上がって見えます。
おかげで絵本の世界に迷い込んだような不思議な体験ができるというわけ。
入口には原寸大の椅子とテーブルがおかれています。
その椅子に座り、アリスの不思議な世界に入っていく自分を撮ってもらうスイーツ女子が大勢いました。
白ウサギのイラストが描かれたランチョンマットも素敵でした
スイーツを撮る前に、テーブルへ案内します。
各テーブルには紙のランチョンマットが用意されています。
ここにも嬉しい配慮がありました。
白ウサギやネズミ、トランプがカトラリーといっしょにランチョンマットに描かれています。
その上に、本物のカトラリーがセットされていました。
このイラストも西脇光重さんの作品です。
さて、そろそろ撮影会がひと段落したようです。
と思ったら、今度はスイーツを取るために列び始めました。
ビュッフェなので取り放題。
4人掛けのテーブルに、スイーツがたくさん盛られた皿が4皿置かれていました。大勢で来ているのだろうなあと思ったら若いカップルでした。
5歳ぐらいの少女がスイーツを盛ったお皿を両手で抱え、嬉しそうに席に戻っていきます。
それぞれが思い思いにおいしそうなスイーツを食べはじめたようです。
スイーツはヒルトン東京のエグゼクティブ・ペストリーシェフの播田修さんが考えた、遊び心あふれる新作。
マロンや洋梨、イチジクなどの秋のフルーツに、スパイスや柑橘系のフルーツを組み合わせ、ドラマチックに仕上げてあります。
アリスにちなむスイーツがたくさん用意されています
(うまいめし/ 中島 茂信)