花子さん、口裂け女、お岩、お菊 日本の怪談をハワイ出身監督が映画化 「STORY GAME」公開決定

日本の怪談に登場するトイレの花子さん、口裂け女、「四谷怪談」のお岩、「番町皿屋敷」のお菊を取り上げ、ハワイ出身のジェイソン・K・ラウ監督が新たな怪談(ジャパニーズ・ホラー)として作り上げた映画「STORY GAME〈ストーリー・ゲーム〉」が、2023年11月10日より劇場公開されることが決まった。

ハワイでのキャンプ旅行中に、アート系大学に通う3人の学生が、「誰が一番怖い話をできるか?」の賭けをする。3人は、キャンプファイヤーを囲みながら、ゲームアプリ「ストーリー・ゲーム」の指示に従い、順番に怖い話を始める。グラフィック・アーティストのチカは日本の女子高生のいじめから起きる悲劇を、脚本家のジェームスは通勤電車で出会った魅惑的な女性に心を奪われたサラリーマンの物語を、小説家のニコルは江戸時代を舞台にした、女中に嫉妬する妻の悲しい末路を語り聞かせる。3人が勝敗を決めようとした時、思いもよらぬ参加者がゲームに加わり、ハワイでの一夜は恐怖に包まれることになる。

Huluドラマ「ランナウェイズ」でメインキャストを務めた日系アメリカ人の岡野りりかのほか、グリア・クラマー、アルベルト・ロゼンデが出演。怪談パートには、伊藤歩他、アヤカ・ウィルソン、遠海まりこ、山本真理、玄理らが登場する。

ジェイソン・K・ラウ監督は、「私が『ストーリー・ゲーム』で目指したのは、日本の怪談を世界中の人々に知ってもらうことです。この映画では有名な日本の怪談を新たな物語へと生まれ変わらせました。キャンプファイヤーを囲んで語り合うミステリアスなひと時を楽しんでもらえたらと思います」と、コメントを寄せている。

【作品情報】
STORY GAME〈ストーリー・ゲーム〉
ヒューマントラストシネマ渋谷にて2023年11月10日(金)より公開
配給:ギグリーボックス
© 2022 Story Game Production.

© 合同会社シングルライン