「病院再編を宮城県議選の最大の争点に」反対する市民団体が候補者に訴え

宮城県が進める4病院の再編構想について反対する市民団体が会見を開き、再編構想を県議選で最大の争点とするよう候補者に訴えました。

ともに市政をつくる仙台市民の会新里宏二会長「選挙の中で大きな争点にして、きちっとそれを結果に反映させるべきではないのか」

会見を開いたのは、4病院の再編に反対する3つの市民団体です。

4病院の再編構想では、10月に入り村井知事が名取市への民間の精神病院の誘致は難航するとの見通しを示し、県立精神医療センターの分院化も検討する考えを明らかにしています。

市民団体では「村井知事は公募を強引に進めようとしている」「財政面の負担が大きいとして見送った案に後戻りするのは明らかな迷走だ」などと批判しました。

その上で、県議選の候補者は再編構想への賛否を公約として明らかにし、有権者に判断してもらうようにすべきだと呼び掛けました。

ともに市政をつくる仙台市民の会新里宏二「選挙というのは、まさしく県民の声ということですからそれをこの4病院問題の中でも是非生かしていきたいなと」

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