好きな相手は、あなたの気持ちに気づいているでしょうか。
「彼は鈍感だから気づいてない」と思うかもしれませんが、気持ちが気づかれない理由には、ただ相手が鈍感なだけではないパターンもあるのです。
今回は、気になる相手があなたの好意に気がつかない理由と、上手なアピール方法を紹介します。
大抵の男性は好意に気がつく!?
例えば、彼のことを仕事中も目で追っていたから、周りの人たちにはバレていたけれど、彼は全然気づいてくれなかった。だから「あのとき、好きと言っておけばよかった」と後悔した経験はないでしょうか。
このような場合は、本当に彼が鈍感だったのかもしれません。
しかし、たいていの男性はわりと気づくようで、中には「目が合った」「ボディタッチされた」などちょっとのことを過大解釈し「俺のこと好きなんだな」と勘違いするケースがよくあるようです。
これは性的過大知覚バイアス(相手の好意を大きく見積もる)と言う現象です。
それでは、鈍感でもない男性があなたの好意に気がつかないのはなぜなのでしょうか?
男性が好意に気がつかない理由は?
1: アピールが足りない
もしかしたら、そもそもあなたのアピールが足りなかったのかもしれません。
例えば、相手の目を見つめるというアプローチをした場合、1日に2~3回くらいでは相手の心に残りませんし、そもそも忙しいと気がついてもらえないことも。
また、すぐ目をそらすとパフォーマンスが小さくなってしまい、ほとんど分からない場合もあります。
2: 自信がない性格
鈍感すぎる男性は、話しかけられても「たまたま話しかけたのだろう」と思うだけなので、回数を重ねてやっと気づきます。
一方、自信がない男性も女性からの好意に気がつきづらい傾向があります。「あの女性が、まさか自分に。それはない」と考えてしまうのです。
このタイプはそもそも女性に慣れていないので、それがアピールだと分からないのかもしれません。
3: 女性側がサバサバしすぎている
サバサバしていて活発なタイプの女性だと、男性側は「アプローチをしてくるような女性ではない」と思い込んで気づきにくいようです。
アピールが伝わりづらく、恋愛的な雰囲気を感じさせないことから、「彼氏がいる」と思われている場合もあります。
気がついてくれない彼にアピールするには?
1: 興味があることを示す
まずは「あなたに関心がある」ことをアピールしましょう。
人は、自分に興味を持って近づいてくる人に好意を持ちます。だから「もっとあなたを知りたい」という興味アピールは、お互いの距離を縮めるには、重要な一歩なのです。
たとえば「おはようございます。昨日の出張はどうでした?」と挨拶にひとこと添えたり、「〇〇さんてラーメンが好きなんですね」などの声かけを。
ただし、踏み込みすぎないように注意が必要です。
2: 味方であることを示す
「私はあなたの味方」を伝えるには、共通性があることをアピールしましょう。例えば、好きな音楽でもいいし、逆に嫌いな音楽が共通でもいいのです。
実は“嫌いなものが一緒”のほうが、強いインパクトを与えられます。しかし、ヒートアップすると「私も嫌い、最悪」など悪口になり、生々しくなりがち。相手のネガティブな面も見えて、自分もかわいらしさが半減するので注意が必要です。
なので“嫌いなものが一緒”は交際後のほうが無難でしょう。付き合う前の時点では「部長って本当に嫌な感じよね。私もそう思う」など、同調するにとどめておきましょう。
3: 自己開示をする
警戒しているうちは相手に心の内側を見せようとはしないものです。これを逆手に取りましょう。
彼に「私は本当はこうなの」「あなただけに話すんだけど……」と打ち明けることによって、気持ちを伝えるのです。
それが深い秘密ほど親近感が増し、「ここまで打ち明けてくれるのはきっと好きだからに違いない」と思い始めるのです。
たとえば「私、その映画では必ず泣いてしまうから、あまり人に言いたくないの」と言えば、“誰も知らない自分の本当の姿”を見せたことになります。
4: 特別扱い
男性は、自尊心が強いので「あなただけ特別」という扱いは、それだけで彼の心を刺激できます。「この人は、僕に特別の感情を持っている」と確信させる効果があるのです。
こっそり他人の見ていないところで「さっきのとは別に、これどうぞ」と何かを追加する、飲み会で「大丈夫ですか」と水を頼む……などが差別化です。
他の男性と差をつけ、優遇するのが特別扱いということです。
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自分では「こんなに思ってるのに」と思っても、やり方によっては、相手にはその気持ちは少ししか伝わっていないことがあります。
そのギャップを埋めることからスタートする必要があるのです。
あなたの「好き」を確実に彼の胸に届かせる方法を、頭の中にとめておいてくださいね。
(mimot.(ミモット)/ たえなか すず)