シソンヌ・長谷川&なにわ男子・藤原丈一郎が初MCタッグで“ツッコミ”を深堀り! 當間琉巧&角紳太郎は漫才に挑戦

読売テレビで放送中の、若手ディレクターが温めてきた渾身(こんしん)の企画の数々をフットボールアワー(岩尾望、後藤輝基)にぶつける実験的バラエティー番組「るてんのんてる」(金曜深夜0:40、関西ローカル。TVer、ytvMyDo!での見逃し配信あり)。10月6日放送分では、入社10年目のディレクター・中屋敷亮氏の企画「笑ディグ」を放送する。

「るてんのんてる」では、企画内容や出演者の制約が全くない中、1人のディレクターが2週ずつ担当してVTRを制作。“のん”岩尾望と“てる”後藤輝基による“のんてる”コンビが見届け人として進行する。

「笑ディグ」は番組初の4週連続企画で、普段何げなく見ている「お笑い」をアカデミックに深堀りする=“ディグる”内容。「ツッコミ徹底解剖SP」と題した1・2週目の企画にはMCに長谷川忍(シソンヌ)、藤原丈一郎(なにわ男子)、ゲストに小沢一敬(スピードワゴン)、駒場孝(ミルクボーイ)、そして年間100本以上のお笑いライブに足を運ぶ女優の奥森皐月が登場する。

1週目では各ツッコミ芸人を「ツッコミの熱量」と「単語のチョイス」によって分類した番組オリジナルの「ツッコミ芸人分類マップ」のボードがスタジオに登場。駒場はそのボードを元に、相方・内海崇のツッコミは「ツッコミの熱量で言うとソフトとハードを行き来する」とコーンフレークネタに例えて解説し、周りも納得の表情を見せる。また、続いてのコーナーではゲストの小沢、駒場、奥森の3人が自らがすごいと思うツッコミ芸人をプレゼン。小沢が「世間を小バカにした人間性あふれるツッコミ」と大絶賛したその芸人とは。

2週目は東西の吉本若手芸人130人へのアンケートを元に作成した「憧れのツッコミ芸人ランキング」を発表。小沢や駒場から「声がいい」「いなす感じが今までの女性芸人にはいなかった」などと評価される女性ツッコミ芸人や、若手芸人から「この人に憧れない芸人はいない」と言わしめ1位に輝いた芸人などが次々と紹介される。また、ツッコミの歴史を変えた、フットボールアワー・後藤の「たとえツッコミ」を分析するVTRもおくる。

また4週連続の目玉企画として當間琉巧と角紳太郎の2人が24日間で笑いのノウハウを学びながらガチンコで漫才に挑戦する様子を描く「3×8プロジェクト」も始動。THE SECOND王者・ギャロップの林健を講師に自分たちで作ったネタを披露するも、林の本気のダメ出しがさく裂する。

収録を終えた長谷川は、「お笑いコンビって一般的には『ボケ』の方が目立つじゃないですか。それはそれで全然いいんですけど、でも今回一歩下がったツッコミにフォーカスを当てていただけたことによって、これから皆さんのツッコミの見方が変わるんじゃないかなと。別に声を大にして言うことでもないんですけど、でも実はツッコミって技術的だったり、ロジカルなことをやってるんですよね。それをもちろん難しく考えてほしいわけではなくて、楽しく知っていただけたらなと思います」と自身の役割でもあるツッコミについてより知るきっかけになることに期待する。

藤原は「僕もお笑いがずっと好きなんですけど、ロジックだったりそういう部分は全然分かってなかったので、一視聴者のような気持ちで収録に参加させていただきました。やはり芸人さんたちが語るからこそすごさもより伝わったり、『あ、そういうテクニックがあるんだ!』というふうに勉強にもなりました。この番組を見てから漫才を見る方は今までと違った見方にもなると思うので、ぜひ皆さんも盗めるツッコミテクニックは盗んでいただきたいなと思います(笑)」と勉強にもなる内容となっていることをアピール。

今回がMC初タッグとなった2人。長谷川は、「初めてという感じがしなかったです。なにわ男子の別のメンバーとはMCをさせていただいたことはあるんですけど、今回も楽しくできましたね。あらためてさすがだな、と思いました」、藤原も「本当に頼りになる方で、横にいてくださる安心感が大きかったです。いろいろツッコんでくださったり、教えてくださったりしたので、僕自身もスキルアップできた収録でした!」とお互いに気持ちよくMCが務められた様子。

また、番組内では「憧れのツッコミランキング」が発表されたが、ツッコまれてみたい芸人について2人に質問。長谷川は、「やはりダウンタウンの浜田(雅功)さんですかね。ダウンタウンさんとバラエティーで共演させていただく時は、浜田さんがいらっしゃるからツッコミをやる必要がなくなるので、ちょっとふざけてみたりした時に浜田さんからツッコんでいただくと、やっぱりうれしいです。この世界を目指したきっかけの1人である浜田さんからツッコんでいただいた時は、過去の自分に『ここまで来たぞ』と言ってあげたくなりますね(笑)。今までツッコんでもらったことがなくてツッコまれたい方で言うと、ビートたけしさんですかね、唯一BIG3でお会いしたことはないので、『バカだなぁ』とか言ってもらいたいです」とレジェンド2人の名前を挙げる。

藤原は、「関西生まれっていうこともあって、上沼恵美子さんやハイヒールさんです。女性目線のツッコミで優しさもありつつ、関西人の『グサッ』と刺さって面白くなる感じもあるのでツッコんでいただきたいです!」と関西人らしい回答を寄せている。

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