大卒者の初任給中央値1万7500ドル

大卒者の初任給が2017年以降大幅に改善したという調査結果が出た。10月3日付香港各紙によると、20歳から24歳の大卒者の昨年の収入中央値は約1万7500ドルとなり大幅に改善した。この調査では、2022年に低スキルの仕事に従事する大卒労働者の割合が過去2年間で再び増加したことも判明した。ある大学の学者は「大学生の成長が人口資本の強化を表していると信じているが、香港の経済発展は停滞しており、より多くの大学生が低スキルの仕事に従事しており、収入の中央値は過去2、3年でわずかしか改善していない」と述べ、政府がスマートシティを開発し、仕事の種類を増やすことを提案した。新青年論壇は、1987年から2022年までの総合家計調査における大卒者の所得データを分析し、5年ごとを1世代として、さまざまな世代の大卒者の所得水準を比較した。特に1998年から2002年生まれの大卒者の初任給が向上していることが判明し、初任給は8世代の中で最も高く、月収の中央値は1万7424元だった。

© HKP