子どもが『パパ嫌い』になってしまうのには理由がある
かわいい我が子から、「パパ嫌!」「ママがいい!」など、拒絶される言葉を浴びせられてしまったら、ショックですよね。子どもがパパ嫌いになってしまう理由は、以下のものがあります。
- 威圧的な態度を取った
- 子どもを二の次にすることがあまりにも多かった
- 子どもに怖い思いをさせたなど
子どもに付きっ切りのママと違い、パパは子どもと接する時間そのものが限られている人が大半です。その限られた時間の中で、子どもに悪い印象を持たれると拒否されてしまう可能性が高まります。
子どもが『パパ嫌い』になってしまう5つの原因
子どもがパパ嫌いになってしまう原因は、以下の通りです。
1.必要以上に声が大きい
ある程度以上の年齢の男性に見られやすい行動の一種に、声の大きさがあります。近距離の相手に話しかけるとき、大きな声で相手を呼びつけたり、ガハガハと大声で笑うといった行動は、子どもにとっては恥ずかしかったりどこか怖い印象を持たれてしまいます。
2.子どもが困っているときに見放した態度を取った
子どもが困っているときに、親身になってくれないと、子どもの心はパパから離れていきます。
- 子どもの体調不良…嘔吐や下痢など、心身に応える症状で感染の恐れがあるもの
- 子どもが話しかけたときに、「知らない」「ママに聞けば」など、突き放した言葉をぶつけた
- 子どもから手伝ってと言われたときに、「ちょっと待って」「あとで」「今忙しい」
自分優先なパパの態度を見続けていると、子どもは自然とママに信頼を寄せていきます。
3.子どもにきつく当たったことがある
子どもに対してきつく当たったことがあると、信頼関係が崩れる恐れがあります。
- まだ幼く、泣いていることもに対して「うるさい!」「黙れ!」「捨てるぞ!」と脅す
- 子どもが騒いで遊んでいると「静かにしろ!」「外に行け!」と黙らせる
- 子どもがパパに構ってほしくて話しかけていると「あっちに行け!」「忙しいっていてるだろ!」と、子どもが恐怖を感じるような怒鳴り方をした
パパは「たかが一回」と思うかもしれませんが、子どもにとっては「されど一回」です。
4.子どもをあやそうとしたら裏目に出た
子どもと楽しく遊ぶために頑張りすぎて、度が過ぎてしまうこともあります。
- 高い高いが高すぎた
- ちょっと脅かしたつもりが、トラウマになった
- くすぐりすぎて泣いたなど
子どもと遊ぶことは非常に大切ですが、あくまでも子どもが楽しめているかが重要です。
5.ママがパパの悪口ばかり言っている
ママがパパの悪口ばかり言っていると、子どもにそれが刷り込まれてしまいます。そうすることで、無意識のうちに「パパはママにひどいことばかりしている」「ママをいじめるパパは悪」という考え方に至り、パパが嫌いになることがあるので注意しましょう。
子どもから好かれるために今日から始めるべきこと
子どもから好かれるために今日からすべきことは、以下のものがあります。
- 子どもを脅かさない、威圧感のない声量で話しかける
- 子ども最優先にしてあげる
- 子どもと話すときは、子どもと向き合い目を見て話す…スマホを見ながら、ゲームをしながらは厳禁
- 子どもとの遊びを心から楽しみ、子どものペースに合わせて遊んであげる
- 上から目線で子どもに指示を出さない
- 夫婦仲をよくする
子どもに好かれるために、子どもの言いなりになってしまうのはよくありません。わがままを通してくれる人と、自分を大切にしてくれる人は別物といえます。
また、子どもは自分とは全くの別人格であることを知っておきましょう。相手は幼くても自分と違った価値観を持つ人間であることを念頭に置き、愛情をもって子どもと接して絆を深めていってください。
まとめ
子どもから嫌われてしまったからといって、自暴自棄になったり、子どもと過度な距離を取るのはNG!子どもから好かれる行動を今日から実践し、少しずつ子どもとの絆を深めていきましょう。