チャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節、ニューカッスルvsパリ・サンジェルマンが4日に行われ、ニューカッスルが4-1で快勝した。
21年ぶりのCL出場となったニューカッスルは初戦、敵地でのミラン戦をゴールレスドローに持ち込んだ。その後のプレミアリーグではシェフィールド・ユナイテッドを8発粉砕とし、EFLカップではマンチェスター・シティを撃破。勢いに乗る中、イサク、ゴードン、アルミロンの3トップで臨んだ。
一方のPSGは初戦、ドルトムントに快勝。直近のクレルモン戦ではゴールレスドローとまだまだチーム状態は安定していない中、ムバッペ、コロ・ムアニ、デンベレ、ゴンサロ・ラモスを同時起用した。
フラットな[4-4-2]で臨んだPSGは2トップにムバッペとゴンサロ・ラモス、右にデンベレ、左にコロ・ムアニの攻撃的な布陣を採用した中、開始5分に決定機。ムバッペのクロスからデンベレが決定的なボレーを放った。
しかし17分、ニューカッスルが先制する。敵陣でマルキーニョスからボールを奪取した流れでイサクがGK強襲のシュートを放つと、ルーズボールをアルミロンが詰めた。
失点を受けて前がかるPSGに対し、25分にニューカッスルに追加点のチャンス。CKのサインプレーからシェアーがダイレクトで合わせたシュートがわずかに枠を外れた。
自陣でのソリッドな守備でPSGに自由を与えないニューカッスルは39分にリードを広げる。FKの流れからギマランイスがGK強襲のシュート。これはドンナルンマに阻まれるも、二次攻撃でギマランイスがボックス左ゴールライン際から柔らかくクロス。バーンがヘディングで押し込んだ。
VARの末にニューカッスルに追加点が認められた中、ハーフタイムにかけてもPSGに好機を許さなかったニューカッスルが2-0で前半を終えた。
迎えた後半、開始5分にニューカッスルに3点目。トリッピアーのスルーパスでボックス右のスペースを突いたロングスタッフがダイレクトでシュート。GKドンナルンマのニアサイドを破った。
その後、56分にリュカに一矢報いられたニューカッスルは、69、77分とデンベレにボックス内から際どいシュートを打たれるもGKポープが防ぐと、追加タイム1分に4点目。
敵陣でインターセプトしたシェアがマーフィーからのリターンパスをボックス手前で受け、右足を一閃。極上のミドルシュートが決まって熱狂のセント・ジェームズ・パークに花を添えた。
PSGに4発快勝としたニューカッスルが1勝1分けで死のグループ首位に踊り出ている。