ヤマト運輸、再エネ電力活用のエネルギーマネジメントモデル店稼働開始

ヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)は10月2日、八幡営業所において再生可能エネルギー由来電力(以下、再エネ電力)を活用したエネルギーマネジメントを行うモデル店としての本格稼働開始を発表した。

八幡営業所は、全国で初めて、全車両EVで稼働する営業所だ。太陽光発電設備と蓄電池を導入し、日中発電した電力で、EV充電や建屋電力の一部※を賄うという。また、電力平準化システムにより、夜間のEV一斉充電による電力使用ピークの偏りを緩和するなど、エネルギーマネジメントを行うことで、サステナブルな物流を実現する。

※ 太陽光発電で賄いきれない電力分は、関西電力株式会社の「CO

フリー電力」を購入している。(プレスリリースより)

なお、同社は、サステナブルな物流の実現に向け、引き続きEVや太陽光発電設備の導入、再エネ電力の使用率向上などを進める。同時に、複数のEV運用オペレーションを想定したエネルギーマネジメントの検証を進め、サステナブル経営を強化していくと述べている。

(出典:ヤマト運輸 Webサイトより)

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