北日本で暴風や大雨の恐れ 大気不安定、警戒呼びかけ

 低気圧や前線の影響で大気の状態が非常に不安定となり、北日本では暴風や大雨の恐れがあるとして、気象庁は5日、高波や土砂災害、河川の氾濫などに警戒を呼びかけた。

 気象庁によると、5日は前線を伴った低気圧が日本海北部から北海道に進み、前線が北日本から東日本を通過。暖かく湿った空気が流れ込み、北日本で大気の状態が非常に不安定となる。また、低気圧が6日にかけて北海道付近で急速に発達するため、気圧の傾きが大きい状態が続く。

 5日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は北海道20メートル(35メートル)、東北18メートル(30メートル)。

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