病院で顔から流血、男性患者死亡 事件性視野に捜査、宮崎・小林

宮崎県小林市の内村病院=5日午前11時26分

 5日午前2時15分ごろ、宮崎県小林市水流迫の内村病院のベッドで、入院患者の松元丈一さん(70)が顔から血を流しているのを巡回中の職員が見つけた。病院の医師が間もなく、死亡を確認した。顔には傷があり、事件性があるとみて、県警は病院関係者らから事情を聴くなどして、捜査を進めている。

 県警によると、病室のベッドで意識のない状態の松元さんを巡回中の職員が発見。病院が5日午前2時40分ごろ、県警に通報した。同じ病室にいた他の3人の患者に、けがなどは確認されていない。病棟には当時外部からの出入りはなかったという。

 病院には精神科と心療内科があり、200人超が入院している。

警察車両の赤色灯

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