金融に関する正しい知識を 栃木県銀行協会が高校生に金融教育

 お金の正しい知識を深めてもらおうと、宇都宮市の高校で30日、高校生を対象にしたセミナーが開かれました。

 この講座は、栃木県銀行協会が宇都宮短大附属高校情報商業科の2年生110人を対象に開いたものです。来年(2024年)には18歳で成人となる生徒たちに、金融に関する正しい知識を身につけてもらうねらいがあります。

 全部で3回ある講座のうち2回目となった30日は「金融商品の基礎知識」をテーマに開かれました。足利銀行の行員が講師を務め、投資信託や株式などの金融商品について説明しました。さらに、投資で得た利益に税金がかからない「NISA」をはじめとした税制優遇制度についても丁寧に解説していました。

 参加した生徒たちは身近なお金の話に熱心に耳を傾けていました。

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