着物を再利用した服などの自社ブランド「wappi(ワッピ)」を立ち上げた久慈市寺里の縫製業・いずみ(寿松木(すずき)亨社長)は2日、同市二十八日町の工房兼ギャラリーで商品発表会を開いた。着物の柄を生かしたデザイン性の高い洋服を展開していく。
ワッピ製品のデザインを担う元お笑いコンビ「ザブングル」の松尾陽介さん(46)=OMATSURI社長=と寿松木社長(56)、遠藤譲一市長らが出席。松尾さんは「和服と洋服のコラボが面白いと考えた。自分のデザインを実現させる縫製の技術力も魅力だ」と話した。
松尾さんの洗練されたデザインといずみの高い縫製技術をコラボした新ブランドとして始動。白壁の蔵の工房兼ギャラリーは、観光スポットとしての活用も期待される。
問い合わせはいずみ(0194.53.2281)へ。