ヤクルトに残る“後味の悪さ”…最終戦でもデッドボール&立浪中日との最下位争い

(写真:時事通信)

10月4日、東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース戦が行われた。シーズン最終戦となる同試合ではヤクルトがサヨナラ勝ちを果たし最下位を脱出したが、ファンには“モヤモヤ”が残ってしまったようだ。

というのも高橋奎二投手(26)が初回でカーブを投げたところ、打者の近本光司選手(28)の背中に直撃。近本選手はその場に座り込み、会場は騒然となった。その後、近本選手は四回の守備からベンチに退くことに。

近本選手は9月3日にもヤクルトの山本大貴投手(27)から死球を受けており、その際には岡田監督がヤクルトに対して「情けないのお」「そういうチームなんやろ」と苦言を呈していた。またヤクルトは今季で60球以上も相手チームにデッドボールを投げているため、ファンからも厳しい声がこう上がっている。

《ヤクルトファンですが、デドボ観るのはもうこりごりです。申し訳ないやら情けないやら、故意かどうかそんなことは関係なく、もうとにかく当てないで欲しい。。》
《ヤクルトファン的にも阪神に対するデッドボールがやたら多い印象はある。もうちょっとなんとかならんものか》
《とにかくプロの選手なんですから基本的に死球は許されるべきではありません。しっかり反省し再演防止策を考えることです》

もう一つの“モヤモヤの種”は、ペナントレース5位という結果。4日の阪神戦に勝利したことで最下位はまぬがれたものの、ヤクルトはこれまで中日ドラゴンズとの最下位争いを行なってきた。

「中日はリーグ優勝9度を誇りますが、長期の低迷期に入っており今や“弱小球団”のイメージも定着しつつあります。7月30日の巨人戦に敗れたことで’17年以来、6年ぶりとなる“借金20”に到達しファンは怒り心頭。シーズンが終わるとやはり成績は芳しいものではなく、特に得点数では4球団が520点以上、広島が490点台にも関わらず、中日は390点台と他チームと大差をつけることとなりました。

10月3日に行われた読売ジャイアンツ戦のあと、中日の立浪和義監督(54)は『今年のドラゴンズの成績と私への批判、不満。これをしっかりと受け止めて、秋から再出発します』と宣言。しかし、球場では『辞めろ!』といったブーイングが飛び交っていました」(スポーツ紙記者)

そんな中日と最下位争いをしていたヤクルト。ファンからは呆れるような声がこう上がっている。

《あり得ない弱さの中日と最後まで最下位を争うヤクルトも意味が分からない》
《あからさまにやべえなって状態の中日とタメ張る弱さのヤクルトが一番どうかしてる説》
《むしろ今の中日と最下位争いしてたヤクルトがまずいのでは》

© 株式会社光文社