次々に爆発が連鎖 人や車も吹き飛ぶ未曽有の大爆発事故に 「フラッシュオーバー 炎の消防隊」本編映像

2023年10月6日より劇場公開される、「the EYE 【アイ】」のオキサイド・パン監督作「フラッシュオーバー 炎の消防隊」から、本編映像の一部が公開された。

本編映像は、化学工場団地の点検シーンから始まる。深夜に発生した地震の影響で化学物質がもれ出した廃処理工場で火事が起こっていることが報告され、急いで職員が消火器を持って駆けつけるが、間に合わずに最初の爆発が発生する。ひとつの爆発から連鎖して、フラッシュオーバー(局所的な火災が短時間にして全域に拡大する現象)を引き起こし、瞬く間に周囲の工業団地へと火災が広がっていく様子が切り取られている。

爆発の威力は凄まじく、作業員たちが次々に爆風に吹き飛ばされ火の海へと飲み込まれていく。遠く離れた小学校でも、爆風で割れた窓ガラスが生徒たちを襲い、教室が破壊されてしまう。実寸大の化学工場のセットを組み、何度も大規模な爆発を起こし、撮影に8年を要したという大規模な爆発シーンとなっている。

「フラッシュオーバー 炎の消防隊」は、工業団地で発生した大規模爆発事故を描いた作品。江東省灌城市で、マグニチュード3.1の地震が発生。トンネル付近で危険物を積んだタンクローリーが衝突事故を起こしたが、ジャオ消防署長らの活躍で事態は収束し、事なきを得たかにみえた。しかし、天宜化学工場で化学物質が爆発。周囲の工業団地へも引火し、前代未聞の大規模爆発事故が発生する。時を同じくして、ジャオの婚約者ジャンは、半壊した学校に子供たちと閉じ込められていた。煙が校内に充満しなんとか屋上に避難するが、そこには想像を絶する惨状が広がっていた。

「フラッシュオーバー」とは、局所的な火災が短時間にして全域に拡大する現象を意味する言葉。本作では、架空の都市を舞台に、ある化学工場の発火から工業団地全体と周囲の街を巻き込んだ大規模爆発が引き起こされる。監督は、弟のダニー・パンと監督した「the EYE 【アイ】」で注目を集めたオキサイド・パン。出演は、「誘拐捜査」のワン・チエンユエンら。アクション・コレオグラファーを、「マトリックス」「スパイダーマン2」など、世界で活躍するディオン・ラムが務めている。

【作品情報】
フラッシュオーバー 炎の消防隊
2023年10月6日(金)より、全国ロードショー
配給:アルバトロス・フィルム
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