【前代未聞】SMAP解散から6年『SMAP×SMAP』サイトが聖地化…フジが異例の対応?

<記事提供:COCONUTS>

1996年4月15日から20年9カ月放送されていた「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)。

2016年に惜しまれつつ終了したこの番組ですが、復活を願う声が今も上がり続けているのはご存知でしょうか。

当時の番組スタッフも、それを知ってか知らずか……。視聴者の心の拠り所を残していて、今も「SMAP×SMAP」(以下:スマスマ)のHPはファンの声で溢れています。

(画像:時事通信フォト)

■番組終了から7年……毎週月曜日の夜にコメント増加?

スマスマが放送されていたのは毎週月曜日。

番組終了から7年経った今でも、月曜日になるとSNS上では「月曜日22時になりました。スマスマが放送されていた時間です」「月曜日には撮りためたDVDを見ています」「復活してくれないかな」など、今でもリアルタイムで放送されている番組かのようにスマスマについての多くのコメントが投稿されています。

スマスマが放送されていた20年9カ月という月日の中で、ファンはこの番組を見ることが習慣となり、今でも忘れられないのかもしれません。

この番組はSMAPがゲストを囲んでトークをする様子が見られることや、月9ドラマの後に放送されていたということもあって高視聴率を記録していました。

そして、放送が終了して早7年。番組の公式ホームページで、異例の事態が起きていたのです。

■番組HPを覗くと異例の事態に!?

スマスマのHPには、スマスマのマグカップに5輪の花が飾られた写真が。その横には「20年9カ月、最後まで ありがとうございました。」と、当時のままのメッセージが今も変わらず添えられています。

注目したいのは、今も存在する「メッセージを読む」「メッセージを送る」ボタン。

「メッセージを読む」を開いてみると、なんとファンからのメッセージが今でも読めるのです。

「HPを残しているだけでなく。メッセージを見たり送ったりできるようにしてくれているなんて嬉しい。フジテレビさんありがとう」「ここにくるとまだSMAPと繋がれる気がする。私たちの聖地です」などの声が。

日付を見ると、今でも途絶えることがなく、コンスタントにメッセージが投稿されていることがわかります。

かつて、SMAP全員が所属していたジャニーズ事務所。その後輩たちもフジテレビで冠番組「嵐にしやがれ」「VS嵐」「新堂本兄弟」を持っていましたが、このうちメッセージが今も送れるようになっているのは「VS嵐」と「新堂本兄弟」だけです。

そして、「VS嵐」も「新堂本兄弟」も今年投稿されたメッセージは、どちらも1件のみ。

どの番組も人気でしたが、スマスマだけは特異なのかもしれません。

■スマスマ名シーンはやっぱりこれ

スマスマの名シーンといえば、香取慎吾さんが着ぐるみを着たり、ゲストから名言が飛び出したり、KinKi KidsとSMAP5人が伝説の土下座をしたり、数え出したらキリがありませんが、中でも印象に残っているのは中居正広さんが同番組の5人旅で「マジ泣き」していた姿という人も多いのではないでしょうか。

それはカラオケで『BEST FRIEND』を歌うときにのこと。この曲は1992年にリリースされたSMAP4枚目のシングル『負けるなBaby! 〜Never give up』のカップリングです。

当時はSMAPが思うような結果が出ずくすぶっていたり、森且行さんが脱退したり、彼らにとって困難が続いていた時期。中居さんは辛かった思い出が蘇ったようで思わず涙したのです。

その時の中居さんの姿からSMAPとしての絆を大切に育み続けていたことを感じ取れたため、ファンにとっては名シーンに。当時放送を観ながら大号泣したファンも少なくないようです。

■今思い出してもやっぱり名言「僕の職業はSMAP、一生これで働きたい」

幅広い世代から愛されていた同番組。今でもネット上では「復活して欲しい」「唯一の私の楽しみだった」「録画したDVDを今見ても面白い」など、一夜限りでもスマスマが帰ってきてくれないかと願う声が止みません。

中居さんが言った「僕の職業はSMAP、一生これで働きたい」。この言葉を多くのファンが覚えています。

いつか5人が揃った姿を再び見られる日がくるよう願うばかりですね。

【番組HP】
SMAP×SMAP
https://www.fujitv.co.jp/smapsmap/

(文:霧島みつき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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