ビッケブランカの新EP『Worldfly』で新しい世界を体験!

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TOKAI RADIO『LIFE HACKERS!』(月~金11:00~13:00 DJ南城大輔)10月4日(水)の放送に、シンガーソングライターのビッケブランカがゲスト出演した。10月25日にリリースされる新EP『Worldfly』について、DJ南城が聞いた。

これまでのアルバムとはずいぶん違う印象だが

「今年、海外公演が多くて、フェスとかに出させてもらった。中東に行ったり、ヨーロッパに行ったり。アルバムリリースが決まっていて、海外公演だったので、いろいろとインスパイアされるんだろうなってところで、各国各地で感じたものを曲にしてみようというテーマで(アルバム作りが)走り出した」

「その中で、それぞれの場所に行って感じたことを、曲にする、アレンジする、音数も減ってくるし、言葉の比重が多くなったりとか。必然的な変化の中で、これまでとは変わったのかなと思う。過去のアルバムでも、同じスタイルでやったことはあるが、らしさとかいうのは、歌声で担保しつつ、楽曲に関しては、アレンジとかは、より自由にやろうと思っていた」

海外公演でいちばん影響を受けた国は?

「サウジアラビアは、やっぱりすごくインパクトがあった。エネルギーが『これからグッと世界を引っ張っていくぞ』という、国が持っている独特の炎が、奥のほうで燃えている感じがあって、それをすごく感じた。楽曲にも『サウジアラビア』という言葉を入れるぐらい、それぐらいのエネルギーがあった」

「それから(影響を受けた国と言うと)イタリアのシチリア。昔からのレンガ作りの街並みがあり、シチリアのみで育ってきたカルチャーがあって、そこに入り込んで、現地でメタルバンドの仲間もできて、EPの中には、彼らのことを歌った曲も入っている。明らかに、日本にいてはわからない感覚とかがあったので、すごく勝ちのあるEPになったなあと思う」

海外フェスに参加してみて実際どう?

「リアクションが、日本のフェスとは違う。簡単に言うと、同じ動きをしない。例えば、日本では、サビのところで、みんな同じ手の動きをすることが多い。海外では、みんなそれぞれが、曲の、自分の好きな部分に来たら叫ぶし、好きなように歌う人もいれば、聴き入っている人もいる。まちまち。自由」

アルバムには映画の主題歌も

「(10月6日公開 三重県伊勢志摩が舞台の映画)『親のお金は誰のもの 法定相続人』の主題歌『Bitter』は、映画を見せてもらって、それで感じたこととか、音楽のないエンドロールを見て、ここでかかっているべき音楽は?という順序で考えつつ、何となく今の自分のマインドとかサウンドのメイキングのトレンドが乗っかっている感じ」

「この映画で監督が伝えたいこと、もちろんそれも意識しつつ、たぶん、自分が感じたことが正しいはずなので、それが監督のメッセージと大きくずれることはないし、微細な違いがあったとしても、それはそれで成立するし、きっと正解なんだろうと思うので、そんなに時間もかからずに素直に作れた」

ビッケブランカ、10月25日リリースの新EP『Worldfly』には、疾走感あるスタートアップソング「革命」、8月30日に配信されMVは全編パリで撮影の「Snake」、映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』主題歌「Bitter」、海外公演を重ねて現地の音楽や観客に触れることで受けたインスピレーションをサウンドに落とし込んだ新曲「Sad In Saudi Arabia」「Luca」、そしてEPタイトル曲の「Worldfly」、全6曲が収録されている。

LIFE HACKERS!

放送局:TOKAI RADIO

放送日時:毎週月曜~金曜 11時00分~13時00分

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