渥美心、ヨシムラスズキライドウィンから全日本ロード最終戦鈴鹿にスポット参戦決定。亀井雄大と2台体制に

 10月5日、全日本ロードレース選手権に参戦しているYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINは、『全日本ロードレース選手権第8戦 第55回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿』に亀井雄大と渥美心の2台体制でエントリーすると発表した。

 昨年から全日本ロードのJSB1000クラスに参戦しているYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINは、2023年から亀井を起用して、1台体制でレースに挑んでいる。

 そんななか、FIM世界耐久選手権(EWC)に参戦しているヨシムラSERT Motulは、2023EWC第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースに、OG MOTORSPORTを離脱した渥美を第4ライダー(リザーブライダー)として起用した。

 そして、EWCも全4戦が終わり、全日本ロードも第8戦鈴鹿を残すのみになったが、10月14~15日に開催されるこの最終戦では亀井と渥美の2台体制でエントリーすることが明かされた。

 EWCを戦うヨシムラSERT Motulとしては、シルバン・ギュントーリが今季限りでチームを離れることが決定しているため、レースの結果次第では、渥美を2024年に同チームのEWCライダーに抜擢する可能性があるだろう。

渥美心(ヨシムラSERT Motul)/2023EWCボルドール24時間

■渥美心
「この度、ヨシムラスズキライドウィンより全日本最終戦、MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿へ出場する機会をいただきました」

「ヨシムラライダーとしてボルドール24時間に続いての参戦となりますが、EWCでチームが作ったスズキGSX-R1000Rに慣れていく中、さらに速く走れる可能性を感じていたので、得意な鈴鹿サーキットでレースを戦える事になり、とても楽しみです」

「観ている皆さんがワクワクするような走りをしたいと思いますので、チームと共に全力で挑みます。
皆さん、応援よろしくお願いいたします!」

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