「現場を下見するなど計画的」各地で重機を盗む 男に懲役2年6か月、執行猶予4年の判決=静岡地裁

トラックやホイールローダーなどの重機を盗んだ罪などに問われている男の判決公判が10月5日、静岡地方裁判所で開かれ、男に懲役2年6か月、執行猶予4年の判決が言い渡されました。

判決を受けたのは静岡市の会社員の男(43)です。判決によりますと、男は仲間3人と共謀して、2022年5月下旬、静岡市内の作業所やその場所に駐車されていたトラック1台とホイールローダー1台を、また静岡県掛川市内では掘削機など、合わせて510万円相当を盗みました。

静岡地裁で開かれた5日の判決公判で益子元暢裁判官は、「窃盗現場を下見するなど犯行は計画的かつ周到」とした一方で、「示談が成立している」などとして、男に懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

判決を受け、被告側の弁護士は「控訴しない方針」と話しています。

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