東京・お台場に新テーマパーク 来春、物語の世界を体験

東京・お台場に開業する新テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」のイメージ

 西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)やハウステンボス(長崎県佐世保市)の再生を手がけたマーケティング会社の刀(大阪市)は5日、東京・お台場に新テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」を2024年春に開業すると発表した。サスペンスやホラーといった物語の世界に入り込んだような体験ができる。

 22年に閉館した商業施設「ヴィーナスフォート」の建物内にオープンする。完全屋内型で総面積は約3万平方メートル。施設名にある「イマーシブ(IMMERSIVE)」は英語で「没入感」を意味し、12種類用意するアトラクションでは、来場者が殺人事件の目撃者になったり、華麗なショーの出演者になったりして、他の来場者と一緒に物語を進行していく。

 東京都内で記者会見した刀の森岡毅最高経営責任者(CEO)は「日常では絶対に起きないことが体験できる。ライブならではの刺激を追求する施設だ」と話した。

東京・お台場=2021年

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