【動画】日本では20年以上見られない「ジフテリア」、西アフリカで猛威を振るう

ジフテリア──。日本では20年以上確認されていない(※)感染症が、いま西アフリカで猛威を振るっている。 ジフテリアは、毒素を作るジフテリア菌により引き起こされる感染症で、適切な治療をしないと、感染者の半数が死亡する可能性があるとされる。しかし、治療に欠かせない「抗毒素」が世界的に不足。対応は困難を極めている。

予防、治療、そして感染拡大の抑止のために、国際社会はジフテリアへの対応をいまこそ強化すべきだと国境なき医師団(MSF)は訴えている。特に流行が進んでいるナイジェリア・カノ州で治療に当たっている医師が、現地から伝える。

© 特定非営利活動法人国境なき医師団日本