「三溪園」は、神奈川県横浜市にあり、国の名勝にも指定されている日本庭園です。
生糸貿易によって財を成した実業家・原 三溪氏によって作られ、1906年に公開されました。
175,000㎡に及ぶ広大な園内には、京都や鎌倉などから移築された歴史的建造物が17棟あり、10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財に指定されています。
これらの建造物は、広大な敷地の起伏を生かした自然との調和がはかられています。
聴秋閣と臨春閣
四季折々の草花や樹木を楽しむことができる三溪園は、梅や桜、ツツジ、紅葉の名所としても知られています。
梅の木は、白梅、紅梅など、約500本が植えられていて、中には、竜が地を這うような枝振りの「臥竜梅」や花弁の根元にある萼が緑色の「緑萼梅」といった珍しい梅も。
また、春には横浜屈指の桜の名所として、池に映る桜が美しいと話題になります。それぞれの見頃になると多くの観光客で賑わいます。
内苑のイチョウ
桜の時期には、美しい夜桜と「旧燈明寺三重塔」のライトアップを、
紅葉の時期には、鮮やかなカエデの紅葉に彩られる「聴秋閣」や黄色の銀杏の落葉が絨毯のように敷き詰められる「春草廬」などを見ることができるので、
それぞれの見頃になると多くの観光客で賑わいます。
ぜひ、桜や紅葉の見頃に合わせて訪れてみてください。
旧燈明寺三重塔
聴秋閣と旧燈明寺三重塔
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