東洋大から欧州名門加入の門脇真依がスウェーデンでの初ゴール!来週の女子CLへも弾み

[写真:Getty Images]

ローゼンゴードのFW門脇真依が加入後初ゴールをマークした。
【動画】ローゼンゴードの門脇真依が加入後初ゴール!

昨季のリーグ王者であるローゼンゴードは2日、ダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部)第21節でベクショーとアウェイで対戦。[4-1-4-1]の1トップで先発した門脇はフル出場し、39分に先制点をマークした。

敵陣右サイドでのリア・オーリングのインターセプトに合わせて、門脇は裏を取るポケットへのパスを要求する。このタイミングではボールは出てこなかったが、中央への横パスからエマ・ヤンソンがミドルを放つと、GKがこぼしたところをプッシュ。セカンドボールを意識した動き直しで、いち早く反応した。

兵庫県出身の門脇はJFAアカデミー福島から東洋大学へ進学。2022年度の第31回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)の初優勝を置き土産に、卒業を待たずして今夏に海を渡ると、加入後4試合目にして嬉しい初得点を挙げた。

なお、この試合は追い付かれての引き分けに終わったローゼンゴードだが、6日のリーグ戦を挟んで11日には女子チャンピオンズリーグ(UWCL)ラウンド2のスパルタク・スボティツァ(セルビア)戦が控えている。

門脇は全日本大学女子選抜などの経験はあるが、なでしこジャパンへの選出歴はない。代表未招集、日本国内のリーグも経ずに海外挑戦を果たしたストライカーの、UWCLデビューや活躍にも期待が高まる。

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