栃木県は5日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。9月25日〜10月1日の1週間に報告された感染者数は計681人で、1機関当たりの平均は8.96人。前週（9月18〜24日）の計884人、1機関当たりの平均11.63人から減少した。減少するのは3週連続で、10人を下回るのは10週間ぶり。
6保健所管内で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県東で13.13人。県北が11.21人、安足が10.18人、県南が9.00人、宇都宮市が6.72人と続き、最も少ない県西は4.13人だった。
年代別では最多の10代が134人。10歳未満127人、40代78人、50代70人、60代65人などと続く。
クラスター（感染者集団）は医療機関で3件、高齢者施設と障害者施設でそれぞれ1件発生した。
新規入院者は前週比29人減の95人。1週間平均の入院者は185.9人で、前週比73.8人減だった。
