「糖度が高くいいレモンができた」日本一の生産量誇る“広島レモン”出荷始まる

日本一の生産量を誇る特産品「広島レモン」の出荷が始まっています。

瀬戸内海に浮かぶ大崎下島(広島県呉市)です。県内有数のレモンの産地で15年前から「広島レモン」のブランドで出荷を始めました。現在、JA広島ゆたか管内で、約700戸の農家が栽培に携わっています。

「広島レモン」は、防腐剤を一切使わないなど、厳しい基準のもとで栽培されていています。

この時期のレモンはグリーンレモンと呼ばれ、黄色いレモンに比べ香りが高いのが特徴です。今年は、1月の寒波や猛暑の影響が若干あったため、少し小ぶりですが糖度も高くいいレモンができたということです。

栽培農家 成定清文さん
「広島レモンは、安心、安全で食べられます。味も濃いですし、消費者の皆様方に喜ばれるんじゃないかと思っております」

収穫されたレモンは、選果場に集められキズを確認したり大きさ別に選別されていました。皮まで食べられる安心、安全な広島レモン。今年は、およそ5000トンの収穫を見込んでいます。

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