朝ドラ・鈴子が花咲を受験、面接シーンが話題「度胸バッチリ」

大阪・福島の銭湯で生まれた明るく元気な少女・花田鈴子がやがて昭和の大スターに駆け上がる連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。10月5日放送の第4回では、鈴子が「花咲歌劇団」を受験し、面接会場で花咲に対する熱い思いを語るシーンが話題となった。

花咲音楽学校の入学試験を受ける鈴子(澤井梨丘)(C)NHK

小学校の卒業が迫り、改めて自分の将来に思い悩む鈴子(澤井梨丘)。銭湯の従業員・ゴンベエ(宇野祥平)に歌を褒められた鈴子は、母・ツヤ(水川あさみ)の「自分がこれやと思うことで生きていくんや」という言葉を思い出し、花咲歌劇団を受けることを決意する。

両親の応援を受け歌と踊りの稽古に励み、ついに試験当日を迎えた鈴子。「歌も踊りも言うとこなしや!」と手ごたえを感じていた鈴子だったが、合格発表の掲示板に鈴子の番号はなく、落ち込んでしまうのだった。

鈴子が花咲歌劇団の面接で、熱く面接官たちに訴えかけるシーンが描かれた今回の放送。最近、花咲歌劇団を知ったにもかかわらず、「生まれたときから花咲を目指して生きてきました」と語り、「この挨拶も何回も練習したんです!」と面接から脱線したトークを繰り広げた鈴子。

物怖じしない鈴子の面接シーンに、SNSでは「息を吐くようにハッタリかます12歳、こわすぎww」「『生まれた時から!』はったりも大事よ!」「度胸はバッチリやな」など、笑いや称賛の声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。10月6日放送の第5回では、落ち込む鈴子のため、父・梅吉(柳葉敏郎)がとある公演へと連れていく。

文/つちだ四郎

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