同性の友人が、いつの間にか疎遠になっていたときには、友達を失う一発アウトな振る舞いがあったのかもしれません。
本人に対して直接「友達をやめます」と絶交宣言をする人は、大人になるほど少なくなります。面と向かって喧嘩や口論になることも少ないので、“縁切り”は静かに進むことが多いですよね。
気づかないうちに、友人関係が崩壊している場合もあるのではないでしょうか。
今回は、女友達との縁をこっそり切ったことのある3人の女性に、その理由を聞きました。
大人の友情はこんな時に終わる! 縁切りにつながる言動とは
1: 「結婚するする詐欺」が重い
「学生時代からの友人A美は、彼氏ができるたびに『今の彼とは結婚を考えている』と言うばかりで、一向に結婚しないまま。しかも毎回、恋愛相談が重くてうざいんです。
深夜でも平気でLINEや電話をしてくるし、相談の内容は似たり寄ったり。彼が冷たいとか、デートでそっけなかったとか、もしかしたら気持ちが離れてしまったのかもとか、そんな話が多かったですね。
でもこちらがアドバイスをしても全然参考にしてくれている雰囲気がないので、聞いているだけで疲れてきて、縁を切りました。
A美に彼氏ができるたびに『今の彼はきっと、神社で式を挙げたいと思うの!』とプロポーズもされていないのに妄想が始まり、真剣な顔をして結婚式場の相談までしてくるので、親身に乗っていてあげていたけれど……。
それだけ毎回の恋愛に本気なのかもしれないですけど、周囲を巻き込まないでほしいなって思いますし、高校生や大学生の恋愛じゃないんだから、大人になってもらいたかったです」(35歳女性/東京都)
毎回同じような恋愛相談を延々と繰り返している人の話は、聞いているうちにうんざりしてきますよね。
相手が自分の相談を聞くための時間を使ってくれていることに考えが及ばない人は、自己中だと思われても仕方ありません。
2: 共通の知り合いの夫と体の関係を持っていた
「女子会仲間だったB子は、共通の知り合いの夫と、いつの間にか不倫関係になっていました。しかも本人から得意げに披露してきたんですよ。まるで自分はモテるから仕方ないとでも言いたげな口ぶりで、唖然としました。
そんなことを聞かされてもそれは不貞でしかないし、本人は『割り切った関係』と言っていたけれど、道徳に反するじゃないですか。
あまりにもびっくりしたのと、モラルのない人とは今後は関わりたくないなって思ったので、B子には何も言わずにLINEをブロックして、SNSのフォローも外しました。
でもたまに当時の女子会仲間から、B子が私にLINEで連絡をしても既読にならないって不思議そうにしていたよ〜! という話を聞くので、B子は私がブロックしたことに気づいていないみたい」(32歳女性/神奈川県)
不倫をしているのに「割り切った関係だから」は、自分の行動を正当化する理由にはなりませんよね。
モラルが崩壊している人と交流を続けても、おかしなトラブルに巻き込まれるリスクが上がりそうです。
3: 偉そうな態度が癇に障る
「遊び仲間だったC恵は、私よりも6歳も年下のくせに、あるときから急に『〜してください』『なんでやらないんですか?』などと偉そうな口調が増えたので、イラッとしました。
もともとそこまで親しい友人でもなく、なぜいきなり上から目線になったのか理由は謎です。最初のうちは丁寧な敬語を使ってきていたし、人懐っこい感じで馴れ馴れしくしてきたので、こっちも受け入れていたのですが……。
途中からは敬語でも不躾な言い方が多くて、あまりにも礼儀のない人だとわかり、連絡が来ても無視するようになりました。
ものすごく仲がいいならともかくとして、そこまで仲良くないのだから最低限の礼儀は守るべきだと思います。
C恵から連絡がくるたびにイライラしてしまって精神的に疲れ始めていたので、思い切って関係を切ってスッキリしました」(39歳女性/東京都)
「親しき仲にも礼儀あり」を心得ずに、急に距離感がおかしくなる人っていますよね。
関わっているとイライラが募ってしまうようになれば、友人関係を切る理由になっても仕方ありません。
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大人の人間関係では絶交宣言がなくても、そっと距離を置いて絶縁になる場合も少なくありません。
相手への配慮が足りない振る舞いを続けていると、気づいたら周りに友人がひとりもいなかった! という結末もあり得るのではないでしょうか。
みなさんも、これまでに女友達とそっと縁を切ったことがありますか?
(mimot.(ミモット)/ J・のぞみ)