〈アジア大会〉 ハンド女子、初の「金」 笠井、北原、犀藤が奮闘 

  ●高岡向陵高OG、対韓国、連敗止める

 杭州アジア大会第13日の5日、富山県勢4選手がメンバー入りするハンドボール女子の日本は決勝で2連覇中の韓国を29-19で破り、初の金メダルを獲得した。前半を14-8で折り返し、後半も着実に加点して逃げ切った。2013年から続いていた韓国戦の連敗を18で止め、雪辱を果たした。

 韓国戦は高岡向陵高OGの3選手がコートに立ち、笠井千香子(長野県出身、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング)は2得点を挙げ、北原佑美(氷見市出身、同)は27分20秒の出場タイムで奮闘した。GK犀藤菜穂(高岡市出身、北國銀行ハニービー)はセーブ率33%だった。

 大松澤彩夏(プレステージ・インターナショナルアランマーレ)は出場機会がなかったものの、ベンチでチームをもり立てた。

 大会を通じ、犀藤はシュート37本、7メートルスロー5本を阻止し、いずれも2位の活躍を見せた。

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