人にはそれぞれ異なった色の好みがある、好みの色でわかる事とは?【色と性格の心理学】

色は性格を映す「鏡」【色と性格の心理学】

色と性格の密接な関係

人には好みの色があり、つい同じ色の系統の服を買い同じ色の雑貨を揃えてしまいます。なんとなく選んでいると思いますが、実はこの行動には意味があります。

人は心の中の状態、思考回路によって、特定の色を求めます。「色の好み」と「性格」には密接な関係があるのです。好きな色がわかれば、それだけでどんな性格かがだいたいわかってしまいます。

また時間と共に色の好みが変わることもあります。好みが変わったということは、性格が変化したともいえます。小さいところではその日の気分によって色を求める感情が変化します。色の好みは感情を含めた、その人の性格を映す「鏡」だといえるのです。

本書は世界の研究者による色と性格のデータにポーポー・ポロダクションが収集したデータを加えてまとめています。さらにイロガミサマの知見もお借りして、色と性格の関係をまとめました。

「好きな色」と「性格」の密接な関係

人にはそれぞれ異なった色の好みがある。「好きな色」と 「性格」 の間には密接な関係がある。

「色」「形」に影響を受けやすい人

色と性格を語る前に触れておきたいのは、人によって「色に影響を受ける人(受けやすい人)」と「形に影響を受ける人(受けやすい人)」がいるということです。

当然、色に影響を受けやすい人のほうが、色の好みと性格の関係が密接になります。自分は色に影響を受けやすいのか、形に影響を受けやすいのか、その傾向を知ることは大切です。

【出典】『色と性格の心理学』
著者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
遊び心を込めたコンテンツ企画や各種制作物を手がけている。色彩心理と認知心理を専門とし、心理学を活用した商品開発や企業のコンサルタントなどもおこなう。

たった1秒で、人を見抜き、自分を変える!色と性格の心理学を紹介します。 色は性格を映す「鏡」/「緑」が人をお金持ちにする?/相手の嫌がらせを封じるなら「オレンジ」/頼みごとは「ピンク」の服で/「赤」好きは2タイプに分かれる/相手にノーと言わせない「ブラック」・ハロー効果/会議で意見を通すファイブ・「レッド」効果/デートの成功率が上がる洋服の色彩心理秘術など、色彩のもたらす効果とパワーを毎日に活用するコツを解説。 ① 対人)持ち物や身に着けているものの色から人の性格を見抜き、人間関係を円滑にする。② 自分)好きな色から自分の性格を分析し、理想の自分に変わる色遣いのコツを身に着ける。という2つのアプローチで、相手にも、自分にも、明日からすぐに使える、実践心理テクニックです。

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